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〜 土から学ぶ 〜 byよもぎ
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氷上町にこの家は建っている。 施主の兄が左官職人であることから、ふんだんに盛り込まれた左官仕事。 外壁、内壁、土間。この家ではいたるところで土に触れることが出来る。
土はかつて建築に於いて、木や石や砂や藁や竹や水といったものと同様に、欠かせない材料だった。
例えばアルミやプラスチックは、そもそもアルミでありプラスチックだが、木の窓枠は、窓枠であるとともにそれ以上のもの、いわば樹であった時代の記憶を持つ。
土のぬり壁は、ぬり壁であるとともに常に壁以上のもの、大地を親に持つものだ。
アルミやプラスチックにはそれ以上の効果は望め ないが、では木や石や砂や藁や竹や水はどうだろう。
単純に使われている場所や用途、加工方法によって分類された役割とは別の、概念を超えた何か大きな意味につながっていく、そんな気がしてならない。
素材感と言ってしまえばそれまでかも知れない。 ただ叶うなら、素材感の素というものについて、少し時間をかけて考えてみたい。
この家にはもしかしたらその答えと思しき何かが込められているとしたら?
「土から学ぶのも悪くはない」そうひとりほくそ笑んで現場を後にした。
次回完成見学会は5月24(土)・25(日)、氷上町絹山です。見ないと損!かな?
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