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技術の後継者たれ! byよもぎ
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今、由良工務店の春日工場には木材が次々と搬入されています。 春から夏への季節の変わり目の頃に、上棟する家の木材です。
ご存じないかもしれません。こうやって大工が柱や梁等に直接「墨」を付けて、ノミやノコギリやカンナで手加工して仕上げることを目にするのは、なかなか困難です。
昔なら、大工小屋に所狭しと材料が並んでいて、この季節だと、そうですね 木綿の半袖シャツと作業ズボンといういでたちです。 額に汗をにじませながらノミの尻にゲンノウ(金槌)を振り下ろし、ほぞ穴をあけていくという作業風景が、当たり前のように繰り広げられていたものです。
今からほんの10数年前まで、日常の1シーンだった光景が、(特に職人の世界においては)猛スピードで消え去ろうとしています。 かつては村に一人や二人は必ずいた大工という職業人。もはや伝統工芸の域に押しやられてしまった技能は、絶滅の危機を真近に控えています。
絶やしてはならないこと。消し去ってはいけないもの。
由良工務店では時々(機会にめぐり合えれば)こうやって在来軸組み工法の根幹をプレカット(コンピューターによる加工)に頼らずに、自らの手で木材を刻んでいます。 そして、いにしえの職人たちの知恵と技術を学び、後世に伝えていく役割を、少しでも担えればと考えているんです。
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