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それが職人なのさ byよもぎ
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この世には職人という人種がわんさかいるけど、「さすが職人」「これぞ職人」といえる人がどれぐらいいるのかは、まるで見当がつかない。
技能士などの資格があることもあるけど、これをもって職人というのは強引過ぎると言うか単純すぎると言うのか。
私が知る(狭い世界ですが)限りでは、職人はだいたい人から(分かった風に)指図されるのが嫌い。まして行動をいちいち管理されるのは大っ嫌いである。
ただ、いい職人は自分の管理、律した行動、ストイックな思考回路を併せ持っている。そうでない職人は言葉が悪いけど、だらしがなくて、その場に不要な口数が多くて、不勉強だと思う。何より その仕事が好きじゃなくて、プライドもかけらほどもない人もいる。
今日この現場も職人が仕事をしているが、写真の二人ともよく知ってる人間だ。造り付けの家具を作っているのは大工。薪ストーブコーナーのレンガ積みをしているのはタイル工。
挨拶の言葉もほどほどに、寡黙に仕事に向き合っている。独特のオーラを放ちながら雑気を寄せ付けない空間の中にいる。普段現場の外で会えば、他愛もない話題でふざけていても、今それを感じさせるものは、どこにも見当たらない。真剣そのもの。
その変貌振りが見事なのも、いい職人の条件だと思うのだ。誇り高い職人の仕事する様はどこかクールでシンプルでカッコいいものなのだ。 |
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