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ここまで読んでくださったみなさんは、どんな感想をお持ちでしょうか。とりたてて住宅の性能を謳うわけでもなく、家族のつながりや、薪ストーブの炎の心地よさ、職人を育てる大切さなど、夢のようなことばかり言っているとお思いかもしれませんね。
でも、私はどうせ家づくりをするなら、家を「もの」として考えるのではなく、生き方を再確認する手段としてとらえたいのです。その中で、同じ価値観を共有するお客様と出会えたら、こんなに幸せなことはないと思っています。
このあたりでは夜、星がとてもよく見えます。15分もたたずめば、流れ星を見ることもできます。かつて私はその15分の時間が惜しくて、忙しく動き回っていました。でもある時思ったのです。「たかだか15分、星を眺める心の余裕もなく、もののわかった大人のふりをしている俺はバカみたいだ」と。
世の中の流れの中でふと立ち止まり、深呼吸して自分らしさを取り戻す。そんなひとときを求めている人は大勢いらっしゃることでしょう。そんな人たちが、私たちの工房を訪ねくださればいいな。そして、家づくりを通して気づいた地域のことや手仕事のこと、森のことなどについてしみじみと語り合いたい。流れ星に託した私の願いです。
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